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- 2023.06.02 Friday
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2020年の小1生は
世間より一足先に夏休み取得中の、ガーゼマスクに
自身の名を付けた自分大好き総理大臣の出した
学校休業要請で4−5月が学校に行けませんでした。
入学式という儀式を経て、徐々に小学生になったんだという
ステップを踏んでいきます。
クラスメイトとの交流。
時計や平仮名がまだな子が多いクラスで
すぐに名前を覚えることもなく、授業や休み時間を通じて
他者とのコミュニケーションの練習をしていきます。自覚は無いでしょうけど。
その大切な4−5月の時期が全くなく
6月から分散登校が始まりマスク着用。
過剰な会話はしない、などクラスメイトとの関係性が育みにくい状態で
現在を迎えます。
慣れないクラスメイトや慣れないトイレ。
学校の中のルールと緊張状態が続きますね。
1年生から5時間目授業があるので
帰宅するとグッタリするのも当然です。
身長120cm前後 体重25kg前後の個体が、です。
水分量も少ないので熱容量も大人の半分以下。
すぐに熱中症になっちゃいます。
「行きたくない」と言葉にする子。
言葉に出さずに体で示す子。
大丈夫。
「うちの子」だけじゃありません。
日本の小1の適切な環境に対する反応です。
語彙力は少なくても、内面の感情はとても大きく動いています。
行きたくない理由はと大人が問いかけても
まっとうな返事を期待しないこと。
小1生は、自分でもわからない理由で行きたくないことがありえます。
他の子は、、、と比較してしまいそうになりますが、
比較するなら前提条件をしっかり確認してくださいね。
じゃないと不当な評価を小1生にすることになります。
例えば
生まれ月は何月か?
4月生まれと3月生まれは、ほぼ1年違います。
6−7歳の1年はもう、大変ですよ。スゴイ差です。
ボクシングや柔道などなら、階級分けされるぐらいのスゴイ差です。
他にも
第一子か?きょうだい児いるか?
第一子だと家庭内に子どもが一人だけ。
大人多数対子ども一人。
身近に見本となる子どもがいない状態ともいえます。
上にきょうだい児がいる場合など、幼保時代に学校行事に参加したり
学校に対する免疫を得る機会があります。
きょうだい児が宿題する姿や学校の話題を見聞きする機会があります。
第二子以降の小1生と
第一子の小1生は
そうした環境や経験値の差がある。
2020年に日本の小1生が
学校に行かない、行きたくないという
という反応は、あって当然。
どんと構えましょう。
学校教員もコロナ禍の小1生のケアが特に必要なことは認識しています。
家族のせいとは誰も考えません。
というわけで2020年の日本の小1生、ゆっくりやりましょう。
話せる時期が来たら教えてくださいね。